






ポポタム18周年記念グループショウ(後期)の出展作品です。
タイトル:相合傘
フレームサイズ:縦約210mm × 横約287mm × 奥行き約30mm
画材:和紙に14色リトグラフプリント、アクリル絵の具による手彩色
エディション:1/9
版元:KIDO Press,Inc.(2010年)
イケメンをモチーフにさまざまなテーマで描く木村了子さん。
その範囲はタブロー、絹本、屏風絵、お寺の境内など幅広く、なんとポポコミ1号にも見開き1コマ漫画でご寄稿くださいました。
木村さんの絵は、大きくて迫力があるものから小さなプリントまで、それはもうエレガントで自由、知的でおおらかな空気にあふれています。
機会があれば、ぜひ個展に出向いて、どっぷりと浸かってほしい。
見る人の美意識やエロティシズムにもよるのかもしれませんが、私は木村さんの絵を見るとなんとも心が広々とした、思わず笑みがこぼれるような、開放された明るい気分になるのです。
美人画に対するイケメン画という位置付けもできるけれど、まるごと人間の性・生の力強さと多様さ、滑稽、ユーモアをすくい取った、底抜けに明るく美しく描いた絵として、シンプルに大好き。
こちらはボックスフレームのガラス面にリトグラフプリント、手彩色が施された作品です。
タイトルは「相合傘」。って、誰と?私?いやカタツムリ?(いない)
少し濡れた左肩が「誰か」の存在を感じさせる...
エディションも少なくお求めやすい価格です。この機会にぜひ。
*フレームの下部に塗装のスレがあります。画像をよくご覧になってからご購入ください。
展示会場での撮影:香川賢志