








ポポタム18周年記念グループショウの出展作品です。
タイトル:aniversary
サイズ:257mm×364mm(B4)
画材:紙に油彩
玉川桜さんの絵は、ずいぶん前から見ていますが、よくこんな多くのいろんなイメージが浮かんでくるものだなあと感心します。
子ども、動物、植物、町、道具、乗り物、宇宙... どの絵も違っていて、どれだけ個展をたくさん見ても、見飽きることがありません。
頭の中で常にいろんな短編映画が上映されていて、気に入ったシーンを気ままに描いているのかしら...。
この絵は、大きな木が生まれたてのカバの赤ちゃんを抱き、森の仲間たち(中にはちょっと変な生き物も)が花を持ってお祝いに来ているところのよう。
周りに生えている木は17本(大きい木を入れると18)。
誕生って、生き物だけでなく、本やキャラクター、アイデア、お店、なんでもうれしいですよね。シンプルに、眺めていて幸せな気分になる作品。
この作品は紙に油彩で描かれていて、透明感のある色味は、画像ではわかりづらいですが、水彩やアクリルとちょっぴりニュアンスが違います。
褪色もしづらいので、長く美しい色味を楽しむことができます。
展示会場での写真撮影:香川賢志